ゆる~くこだわれ~yuruyurara’s blog~

興味あれこれ、基本どんより。ゆる~いこだわり雑記です

サンタの手下

  1. 腕で作る大きな輪っか程のケーキ
  2. 飛び出す絵本の箱に入っている大きな板チョコ
  3. ヤクルトのデザート詰め合わせセット
  4. ケンタッキーのフライドチキン
  5. シャンメリーシャンパ

それにいつもより豪華な母の料理と、

ワイングラスに入れたポッキーみたいな、

ちょっと頑張って盛り付けたお菓子がプラスされる。

 子供時代の我が家のクリスマスの定番でした。

1~5は、全て父親が調達してくれていたのですが、

取引先から毎回購入の物もあるにせよ、

仕事後に用意するのは大変だったでしょうね。

家で待つ側の私たちは、遅いねとそわそわでしたが。

 

おもちゃ屋のチラシに胸をときめかせ、

会って話したこともないのに、

自分の欲しい物を置いて行ってくれるという

サンタクロースシステムにわくわくだった幼稚園児の私。

クリスマスの朝、鈴の音を聞いたと騒いだんですよね。

ちなみに両親は、そこまでのサービス精神

持ち合わせていないんですけど。

その時は本当に聞いた気がしたんですよ。

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翌年の冬、小1の私は母と一緒におもちゃ屋にいました。

前年の反応が厄介だったからか、

下の二人が、12月生まれで、

誕生日と一緒にしていた為、

プレゼントを2つずつ買わなければならないのに

頭を悩ませていたからか、

長女は早々にサンタ側に取り込むことが決定されたようで。

 

中身を知っているのに当日までお預けで、

親のクリスマスコントに付き合い、

無邪気に喜ぶ下の子たちにも言ってはいけないと。

欲しい物を選べるのは嬉しかったけれど、

なんだか味気ないもの。

数年後には、なんでもいいから自分の分は本にしてと、

母に頼むようになりました。

親チョイスで、何がもらえるかわからないどきどきを

私も味わいたかったからです。

もうちょっと、サンタを待たせて欲しかったものです。