ゆる~くこだわれ~yuruyurara’s blog~

興味あれこれ、基本どんより。ゆる~いこだわり雑記です

イグノーベル賞とミステリアスな粘菌

 前回、カエルの輪唱が通信障害緩和に繋がるかも

というお話を紹介しましたが、

実は最初、目にした時はイグノーベル案件かな?

と思ったんですね。

 

yuruyurablog.hatenablog.jp

 

 

 イグノーベル賞 

初見ではイグノーベル賞っぽい!と思ったのですが、

記事をきちんと読む限り、

笑わせ要素❞的なものありませんでした。

 

 

イグノーベル賞 - Wikipedia

イグノーベル賞(イグノーベルしょう、: Ig Nobel Prize)は、1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞パロディーである。

 

犬と話が出来るというバウリンガルの受賞時、

大々的に報じられて以来、毎年話題になりますよね。

私でも興味を持つような、

変わった研究の記事とか目にすると、

すぐ結び付けてしまう悪癖がついてしまいましたが、

いつも楽しみにしています。

ミステリアスな❝粘菌❞の魅力

2回受賞、粘菌の研究

 日本人の受賞した研究で私が特に好きなのは、

2008年粘菌にパズルを解く能力がある

2010年、粘菌で鉄道路線の最適ルートを設計する

受賞2回目は、最初の研究を発展させたものです。

テレビでも良く目にしたので、

覚えておられる方も多いと思うのですが、

迷路のスタートとゴールに餌を置き、

粘菌を入れると最短距離を選択するというもの。

一旦、迷路全体に粘菌が広がり、

その中から餌→餌の最短ルート部分のみを残して、

他はなくなるんですよね。

www.youtube.com

動物と植物の間?

かの天才南方熊楠が研究していた、

動物でありながら植物の性質を持つという粘菌

どうにもミステリアスで、わくわくする存在です。

 

変形菌 - Wikipedia

変形体と呼ばれる栄養体が移動しつつ微生物などを摂食する“動物的”性質を持ちながら、小型の子実体を形成し、胞子により繁殖するといった植物的(あるいは菌類的)性質を併せ持つ生物である。

 

ちなみに私の大好きな京極夏彦

百鬼夜行京極堂)シリーズ』の登場人物、

関口巽も、作家になる前は粘菌の研究をしていました。

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探偵ナイトスクープ

そもそも、粘菌の存在を初めて知ったのは、

探偵ナイトスクープ』でした。

その時の依頼、かなりうろ覚えなんですが、

「犬を散歩させて帰ると、

お腹に変な物体が付く。

宇宙生命体かも知れないから調べて」

みたいな話。

朝、犬を公園とかに連れ出して戻ってくると、

お腹に黄色いスライム状の謎の物体が

べたっとくっいている。

で、いつも通りのなんやかやがあって、

専門家が登場、これは粘菌です

といった感じだったように記憶しています。

ふわっとした事しか書けてませんが、

それで、あの不思議な生物を知り、

気になる存在になった事だけは確かです。

しばらく、湿ってる所見掛けると、

そわそわしました。

その頃子供じゃなかったですけど。