ゆる~くこだわれ~yuruyurara’s blog~

興味あれこれ、基本どんより。ゆる~いこだわり雑記です

記憶の引き出しとポーレチケ

ソーソソソドドーシシシ シーラララ ラーソソソ

急に頭に浮かんだメロディー、

これ、『踊ろう楽しいポーレチケ』という曲です。

さて、ポーレチケってなんですかね?

記憶の引き出し  

記憶って木の引き出しに例えられる

って聞いた事があります。

とりあえず、なんでもしまっておく

でも、しょっちゅう開けてないと

滑り悪くなってなかなか引き出せなくなる

みたいな。

何度も開けて、引き出しの中身確認するのが、

記憶の強化って事らしいんですよね。

季節ごとに思い出す音階での歌 

音楽の時間に、曲を音階で歌わされたのって、

結構覚えてるものなんですよねぇ。

秋になり、寒くなってくると必ず、

ソラソミ ソラソミ ドレミミレ

の『たき火』とか、

夏の短い期間の定番、

レレソラシーシシシー

の『七夕』なんかは、

その季節になると、まぁ毎回思い出してしまう。

引き出しの話しに当てはめると、

めちゃめちゃ開けやすい強化された記憶なんでしょうね。

 

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『踊ろう楽しいポーレチケ』 

ポーレチケって何ですか

今回、なぜ急にその引き出しが開いたのか、

さっぱりわからない『踊ろう楽しいポーレチケ

最初に浮かんだ音階ではなく、

歌詞に引っかかる何かがあったのかと思い浮かべてみると、

今度は❝ポーレチケ❞って何なのか気になり出しました。

ポーレチケのリーズムで はずむよ僕たちも

と1番が終わるので、

踊って楽しく弾むリズムの何か、なんだろうな、

曲調から頭の中にアルプスっぽさが広がるなとか。

くだらない事を一通り考えました。

ポーレチケ=ポルカ

とりあえず、頭の中の引き出しをあれこれ開けてから、

検索してみました。

すると、1ページ目にポルカと出てきます。

ja.wikipedia.org

 

 

ポルカ英語チェコ語など polka)は、

1830年頃おこったチェコの民俗舞曲である。

速い2拍子リズムに特徴がある。

チェコのほか、タトラ山脈近辺のスロヴァキア

ポーランドなどの山岳地帯にも広がりをみせている。

  

 

読んでみると、

この最後のポーランドが深く関わってきます。

ポーランド語では、

小ささや、少量というニュアンスを加えた表現

をよく使うそうなんです。

それには、元の名詞をちょっと変形させ、

 ポルカ polka → ポレチュカ poleczka

とし「ちょっとしたポルカ」って感じにするようです。

この、ポレチュカ poleczka の格変化の一つ

 ポレチュケン  poleczkę

が、日本ではポーレチケ読みで知られて広まり、

曲のタイトルとしても使われたということらしいんですね。

知らなかった指小辞 

ちなみに、小ささや少量というニュアンスを表現する為、

名詞や形容詞に加わる部分の事を、

「指小辞」と言うそうなんです。

で、日本語の例に きれい→小ぎれい

と載っていて、はっとしました。

指小辞 - Wikipedia 

 

用法としては、愛情、愛着、親近感(愛称)などの

ニュアンスを込める場合、

また逆に軽蔑などの意を込めて用いる場合もある

 

以前、頭の中で思った事だけでだらだら書いた記事に、

図らずも回答がもたらされました。

 

yuruyurablog.hatenablog.jp

 

ポーレチケの音階を思い浮かべただけで、

新しい事が学べ、

なんだか得した気分と、自分の浅はかさに少し反省でした。