ゆる~くこだわれ~yuruyurara’s blog~

興味あれこれ、基本どんより。ゆる~いこだわり雑記です

リカちゃん人形とおそろいの洋服

NHK土曜ドラマみかづき』を観ています。

昭和から平成までが描かれるので、2回目の今回は、

まだ自分が産まれていない時代の事だったのですが、

洋服を見て、ひどく懐かしい記憶がよみがえりました。

 

NHK土曜ドラマみかづき』 とは

みかづき』は、森絵都原作の、

NHK総合で土曜21時から放映されているドラマです。

 

www.nhk.or.jp

 

学校教育が太陽だとしたら、

塾はその光を十分吸収できない子供たちを照らす月――。
昭和から平成に至る日本社会の変遷を背景に、

天才的講師とカリスマ的経営者の出会いが生んだ

ある塾と家族の半世紀を描く。  

(出典:NHK公式ホームページ)

 

 

主演は永作博美高橋一生

戦後日本の教育の在り方を真剣に考え、

塾によって自分の理想に邁進するパワフルな女性、

大島千明を永作博美

小学校の用務員だったが、個人の特性を見抜く力に優れ、

その子に合っ方法を用い必ず力を引き出す天才講師、

大島吾郎を高橋一生が演じています。

・大学と塾で違うが、大きなくくりで言えば教育現場

家庭に恵まれず、その事で少し翳がある

など、高橋一生の役が、

昨年のフジテレビ系ドラマ『僕らは奇跡でできている』で演じた

キャラクターと若干雰囲気が似ているようにも感じます。

ただ、あの感じ好きなのでまぁいいかなと。

原作との違い

原作小説を読まれた方のブログを拝見したところ、

そちらは教育に関しての比重がもっと大きいようですね。

それだけだと取っ付きにくくなりそうな題材ですが、

ドラマではテンポの良い、コミカルな演出によって、

少し内容が柔らかくなっているようです。

原作は未読の私でも、観やすいなと感じています。

おそろいの洋服

そんなドラマの第2回では、

東京オリンピックが終わった頃が描かれていました。

そこで親子3人、

遊園地にお出掛けするシーンがあったのですが、

洋服に目が留まりました。

父・母・子3人の生地が同じで、形は違えど、

おそろいの物を身に着けていたんですね。

裁縫ブームな母

は、を読んだり、テレビを観たりが好きな人でした。

裁縫や料理は趣味とは言えず、

必要最低限といった感じでしたが、

たまに自分の中でブームがくると、

何かを作るという事がありました。

私が小学校低学年の頃、裁縫ブームがあったようで、

自分が若い時に着ていた洋服を崩して、

数枚のスカートを作ってくれました。

リカちゃんとおそろい

その頃丁度、リカちゃん人形を買って貰ったばかりで、

沢山洋服を持っている子を羨ましく思っていた私と、

絶賛裁縫流行中の母の利害がおそらく一致したんですね。

お手製スカート何枚かの中で、

一番私がお気に入りだった、

黒地に小花柄の、ちょっと大人っぽい生地で、

リカちゃんのワンピースを作ってくれたんです。

当然私は大喜びしました。

リカちゃんの苦難

本当は良くないのに、それを知らないものだから、

しょっちゅう髪を洗ってあげ、

ごわごわにしてしまったりする程、

かいがいしくお世話し、

かわいがっていたリカちゃんとおそろいの服です。

私はウエストがゴムのスカート、

リカちゃんは、かぶるタイプのストンとしたワンピース。

早速着せてみました。

と、寸法をきちんと測っていなかったんでしょう、

なんと、頭がつかえて入りません

ごめんねと言いながら、

ごわごわの髪を上げ

だいぶ頭を潰して無理矢理着せた服は、

しかし、なかなかにいい感じ

母もちょっと失敗たけど、誇らしげでした。

裁縫ブームの終焉

それからすぐ、母の裁縫熱は冷めてしまったので、

私もリカちゃんも、もう、

ハンドメイドの服を与えられる事はありませんでした。

ただしリカちゃんには、その後、

小学校低学年児童の作成した、

みすぼらしいお洋服が何着もあてがわれたんですけどね。

そして、小さい頃は成長が早い為、

お気に入りだったスカートも、

翌年にはあっけなく妹の物になりました。

サイズが合わなくなったので、仕方のない事ですが、

ひどくがっかりしたのを覚えています。