ゆる~くこだわれ~yuruyurara’s blog~

興味あれこれ、基本どんより。ゆる~いこだわり雑記です

4大定席以外の寄席 三遊亭鳳楽独演会(2019年3月14日お江戸日本橋亭)

以前仕事関係でお世話になった方のお誘いで、

三遊亭鳳楽独演会』を聞きに、

初めてお江戸日本橋亭に行って来ました。

 

私はここ数ケ月、人生小休止中です。

仕事関係でお世話になったご年配の方から、

久々に連絡があり、その旨伝えたところ、

気晴らしにどうですかと、

ご夫婦で贔屓にされているという

三遊亭鳳楽師匠の独演会にお誘い頂きました。

三遊亭鳳楽師匠とは

こちらは、五代目三遊亭圓楽師匠の総領弟子

三遊亭円楽師匠(『笑点』紫)の兄弟子の方です。

昭和の大名人三遊亭圓生師匠、初の孫弟子にあたります。

五代目圓楽師匠が多忙だった為、

大名人圓生師匠の下で修業を積んでいたそうです。

ja.wikipedia.org

以前『笑点』と野球で落語を説明という、

ブログを書いた事があるのですが、

その際挙げた、円楽一門会五代目圓楽一門会)

顧問でいらっしゃいます。

yuruyurablog.hatenablog.jp

お江戸日本橋亭

4大定席以外の寄席

東京で❝寄席❞と言うと、4大定席を指す事が多いです。

 ・鈴本演芸場     (上野)

 ・浅草演芸ホール   (浅草)

 ・新宿末廣亭     (新宿) 

 ・池袋演芸場     (池袋)

しかし、この4つ以外にも寄席は開かれていまして、

 ・国立演芸場     (三宅坂

 ・お江戸上野広小路亭 (上野)

 ・お江戸日本橋亭   (日本橋

 ・お江戸両国亭    (両国)

などがあります。

お江戸日本橋亭

お江戸日本橋亭に行くのは初めてでした。

三越本店や、コレド室町に近く、

最寄り駅は、銀座線三越前駅

又は、   総武線新日本橋駅ですが、

JR神田駅からでも徒歩10分かかりません。

中央通りから脇に入ったビルの1階、

のぼりや提灯が、周囲の雰囲気とは一線を画しています。

靴は下駄箱に入れ、スリッパを履いて入場します。

席は100席位、かなりコンパクトな会場です。

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(出典:お江戸日本橋亭公式サイト)

三遊亭鳳楽独演会

客席は、耳の肥えたベテラン落語ファン

とお見受けする方がほとんどでした。

鳳楽師匠がマクラ(落語本編に入る前の導入部分)で、

大名人三遊亭圓生師匠のエピソードを話されていました。

私は、落語が好きになってほんの数年、

昭和元禄落語心中』をきっかけに圓生師匠を知りました。

お亡くなりになられて随分経ってからですので、

テレビの中の圓生師匠しか存じ上げません。

直に接した方のお話を聞くことが出来、

なんだかとても感動しました。

今回の演目はこちらです。

 

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鳳楽師匠は月に1回お江戸日本橋亭

独演会を開かれているようです。

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 又、今月末には国立演芸場で独演会が開催されるようです。

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私は一人で落語を聞きに行くので、

どうしても好きな方の会ばかりになってしまいがちです。

今回、噺家さんも場所も初めてだったので、

ちょっと落語に通い始めの頃のような、

新鮮な気持ちで楽しめました。