4大定席以外の寄席 三遊亭鳳楽独演会(2019年3月14日お江戸日本橋亭)
以前仕事関係でお世話になった方のお誘いで、
『三遊亭鳳楽独演会』を聞きに、
初めてお江戸日本橋亭に行って来ました。
私はここ数ケ月、人生小休止中です。
仕事関係でお世話になったご年配の方から、
久々に連絡があり、その旨伝えたところ、
気晴らしにどうですかと、
ご夫婦で贔屓にされているという
三遊亭鳳楽師匠の独演会にお誘い頂きました。
三遊亭鳳楽師匠とは
こちらは、五代目三遊亭圓楽師匠の総領弟子、
昭和の大名人三遊亭圓生師匠、初の孫弟子にあたります。
五代目圓楽師匠が多忙だった為、
大名人圓生師匠の下で修業を積んでいたそうです。
以前『笑点』と野球で落語を説明という、
ブログを書いた事があるのですが、
顧問でいらっしゃいます。
お江戸日本橋亭
4大定席以外の寄席
東京で❝寄席❞と言うと、4大定席を指す事が多いです。
・鈴本演芸場 (上野)
・浅草演芸ホール (浅草)
・新宿末廣亭 (新宿)
・池袋演芸場 (池袋)
しかし、この4つ以外にも寄席は開かれていまして、
・お江戸上野広小路亭 (上野)
・お江戸両国亭 (両国)
などがあります。
お江戸日本橋亭
お江戸日本橋亭に行くのは初めてでした。
最寄り駅は、銀座線三越前駅
JR神田駅からでも徒歩10分かかりません。
中央通りから脇に入ったビルの1階、
のぼりや提灯が、周囲の雰囲気とは一線を画しています。
靴は下駄箱に入れ、スリッパを履いて入場します。
席は100席位、かなりコンパクトな会場です。
(出典:お江戸日本橋亭公式サイト)
三遊亭鳳楽独演会
客席は、耳の肥えたベテラン落語ファン
とお見受けする方がほとんどでした。
鳳楽師匠がマクラ(落語本編に入る前の導入部分)で、
大名人三遊亭圓生師匠のエピソードを話されていました。
私は、落語が好きになってほんの数年、
お亡くなりになられて随分経ってからですので、
テレビの中の圓生師匠しか存じ上げません。
直に接した方のお話を聞くことが出来、
なんだかとても感動しました。
今回の演目はこちらです。
鳳楽師匠は月に1回お江戸日本橋亭で
独演会を開かれているようです。
又、今月末には国立演芸場で独演会が開催されるようです。
私は一人で落語を聞きに行くので、
どうしても好きな方の会ばかりになってしまいがちです。
今回、噺家さんも場所も初めてだったので、
ちょっと落語に通い始めの頃のような、
新鮮な気持ちで楽しめました。