特選落語名人会(2019年6月20日 北とぴあ)
少し前ですが、王子の北とぴあというところで開催された、
「特選落語名人会」に行って来ました。
という、個人的に大好きな顔ぶれの会でした。
王子北とぴあとは
北とぴあへの行き方
北とぴあ(ほくとぴあ)は、
東京都北区の王子駅前にある施設です。
公共交通機関のどちらを利用しても、
駅から近いので便利な会場です。
コンビニに寄るならセブンがおすすめ
私はJRを利用しました。
王子駅は初めて降りたのですが、一つ失敗を。
お腹が空くと落語に集中出来ないので、
おにぎり等をいつも持参します。
事前に準備すれば良かったのですが、
うっかりしており、
時間もぎりぎりだった為、
駅前だからコンビニあるでしょ、
と出掛けたんですね。
実際、駅から出て、横断歩道を渡ったところに
ファミリーマートを発見したので、そこに寄りました。
が、王子駅前の信号、
ものすごーーーーく、長いです。
変わっても、次ですぐ足止めされ、
見えている北とぴあになかなか辿り着けない。
タイミングが非常に悪い信号が続き、
間に合わない~!と、やきもきしました。
良く見ると、横断歩道を渡らずとも、
もし、北とぴあご利用で時間の無い方は、
最初に目につくファミマではなく、
セブンのご利用をおすすめします。
特選落語名人会
大好きな方たちの会
今回の顔ぶれは、
顔を見ただけで笑ってしまう、柳家権太楼師匠、
以前拝見した時お腹を抱えて笑わせて頂いた、桂宮治さん。
のお三方。
全員好きな噺家さんで、なんともワクワクしました。
今回の演目
こちら今回の演目です。
宮治さんの『ちりとてちん』は、
マクラから賑やかで、会場は爆笑に包まれていました。
この方の落語は、とにかく明るくてエネルギッシュ。
すごく笑いたい時におすすめの噺家さんです。
いつもながらすらりとした長身で涼やかに登場した、
三三師匠の『安兵衛道場破り』。
何度か聞いていますが、飽きる事がありません。
落語協会公式サイトで、ご自身の趣味に
講談を聴く(毎日) 講談を稽古する(たまに)
(落語協会公式サイト 芸人紹介より)
と挙げられているように、
講談ぽい演目は、
師匠の清々しい語り口と非常に合っていて、
毎回魅了されます。
ちなみに今月、上野の鈴本演芸場の
下席(21~30日)昼の部は、
三三師匠が主任(トリ)を務めます。
師匠の落語を寄席で聞く事、非常におすすめです。
トリは権太楼師匠の『死神』です。
『昭和元禄落語心中』から落語好きが始まった私にとって、
この演目はやはり思い入れがあり、
色んな噺家さんが演じるのを積極的に観ています。
権太楼師匠の『死神』は2回目。
死神を消す呪文は、
「あじゃらかもくれん、きゅうらいす、てけれっつのぱー」
というのが1番スタンダードだと思うのですが、
ここをアレンジされる方は多いんですね。
今回、師匠は、
「あじゃらかもくれん、きゅうらいす、
宮治の落語はうるせぇな」
として、会場は大爆笑でした。
時間たっぷり、本当に楽しい落語会でした。