ゆる~くこだわれ~yuruyurara’s blog~

興味あれこれ、基本どんより。ゆる~いこだわり雑記です

カバの耳にはマブチモーターが付いている

もう何年も動物園に行く機会は無いのですが、

行ったらかなり長時間足を止めてしまうであろう場所があります。

それは、カバのいる所。

どうにも見たい物があって、なかなか動けないんですよねぇ。

 

カバが好きになったきっかけ

カバっておじさんぽい

そもそもカバって、かわいいとか好きって方、

あまり多くないですよね。

友人にも

カバっておじさんぽい

とか言われたことありますし。

確かに、ああいうおじさんいます、沢山(笑)

すみません、カバみたいなおじさんは、

私もあまり得意ではありません。

 

実は今回この記事を書こうと思ったきっかけは、

ヤギネさんのブログを拝見したからなんです。

 

www.yagine.work

↑で、カバの事が少し触れられていたもので。

こちらのブログは、

食の探究者であるヤギネさんが、

私なら躊躇してしまいそうな謎の外国食材や、

気になるお取り寄せ商品など、

日々、果敢な挑戦をされております。

いつもお邪魔して、そのチャレンジ精神に感服し、

とても楽しませて頂いています。

『カバのゴッドファーザー

以前は私も、カバへの興味は全くありませんでした。

それが変わったのは、20代の頃。

NHKアーカイブ』という日曜深夜に放送していた枠で、

古いドキュメンタリー番組を観たのがきっかけでした。

それは、カバを扱った作品で、

日本の動物園のカバは、

ほとんどが、ある1頭のカバの子孫で、

繁殖し過ぎてどこも持て余し気味になっている

みたいな内容のものでした。

 

と、検索してみたら、ありました!

カバのゴッドファーザー』という作品、

私が観たのは2016年だったようですね。

 

1952年、名古屋の東山動物園にアフリカから

一頭のオスのカバがやってきました。

重吉と名付けられたこのカバは、

たちまち動物園一の人気者になりました。

その後、メスの福子と結婚した重吉は、

30年の間に16頭の子供を作りました。

しかし時代は流れ、カバはすでに珍しい動物では

無くなっていました。

全国の動物園に散らばる重吉の子供たちは、

そうした時代の中で翻弄されていきます。

番組は、動物園に暮らす動物たちの実情を

カバの重吉の一人語りで描いていきます。

(出典:NHKアーカイブス)

 

www.nhk.or.jp

これがですねぇ、なんとも切ないものでして。

上の説明通り、物珍しさでもてはやされていた時代は去り

どこの動物園もそんなにカバを必要としていないんですね。

貴重だと思わなくなってしまっているので、

言い方は悪いのですが、価格が安くても

なかなか引き取り先が決まらなかったり

いざ引き取るとなっても、

結構ぞんざいな感じの扱いで、

親カバから子カバを引き離したりするんですよねぇ…

 

当時仲の良かった人も偶然観ていて、

「昨日夜中さ、カバの番組が…」

「私も観たよ。」

「あ、やっぱり観てたか、あれさぁ…」

って感じで2人でしんみり感想を語り合ったものでした。

 

ただ、初めてじっくり見た事によって

色々なチャームポイントに気付いたというのもあり、

私はカバが愛おしく感じるようになりました。

 

(↓こちらは私の好きなコビトカバです)

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カバの魅力

カバの耳にはマブチモーターが付いている

カバの魅力。

なんと言っても1番は、

カバの耳にはマブチモーターが付いている!

んじゃないかと思う程、クルクルと良く回ること。

 

www.youtube.com

このカバ耳クルクル

 ①耳に入った水を抜く為

 ②ハエなどを追い払う為

なのだそうです。

とは言え、なんとも高速回転で可愛らしい。

これがどうしても見たくて、

しみじみ感想を語り合った人と上野動物園に行きました。

結構粘ったのですが、

ほんの少ししか見れず残念でした。

カバのフォルムは乳幼児かおばあさん

又、カバの短い足や、

お腹周りとかに、みちっとした肉と、くっきりした皺。

これって、乳幼児の腕とか足の感じに似てるんですよね。

 

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なんか、ムキュムキュした感じが、

似ていませんか?

どちらかと言うと子供は苦手なのですが、

この腕や足の感じを見るのは好きなんです。

カバと似ているからかもですが。

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それから、成長してたるんだ感じのカバ、

この首の感じの皺具合などは、

少し体格のいいおばあさんのようで、やはり可愛らしい。

 

以前、旭山動物園に、

ザブコ」というおばあさんカバがいました。

彼女は高齢で、足も悪かったので、

少し離れた寝床へ戻るのにも、

数歩進んでは寝そべって休み、又少し歩く…

を繰り返し、ゆっくりゆっくり暮らしていました。

(ちなみにこのザブコ、

 私の観たドキュメンタリーの

 カバのゴッドファーザー重吉、5番目の子供です。)

いつかザブコに会いたいなぁ、と思っていたのですが、

残念な事に2013年に亡くなってしまいました。

 

余談ですが、随分前に亡くなった祖母は、

どちらかと言うと痩せ型だったのですが、

首のたるみがありまして。

それが、ほにゃほにゃと柔らかく、

なんとも触り心地がいいので、

子供の私は隙あらば触ろうとしておりました。

けれど祖母は、

「くすぐったいからやめて!」

と少女のように首を引っ込めて逃げてしまうので、

「首触らせて」

としょっちゅうお願いしたものです。

やっぱりカバが好き

カバの事を考えた時間

少し前に、長崎バイオパークのカバが、

イカを丸ごと食べる動画が話題になりましたよね。

この大きく開く口と、噛む力の強さ!

地上最強の動物とも言われるカバの片鱗が垣間見えます。

 

www.youtube.com

この記事を書こうと思い、

あれこれ調べたり、画像を検索したり、

久々にカバの事を考えた時間でしたが、

やはり可愛いくて強い、魅力的な存在に思えます。

運の悪いヒポポタマス』は怖い

でも、この歌は怖くて苦手です。

www.youtube.com