モズの「はやにえ」は唄う前の腹ごしらえ?
モズという鳥は、獲物(カエルや虫)を
自分の縄張りの枝などに刺す行為をすることで有名です。
「はやにえ」と呼ばれるこの行動の理由、
わかったかもしれないそうです。
「はやにえ」の謎、解明か?
5月17日の読売新聞で見掛けた記事によりますと、
今までモズの「はやにえ」行動は、
・エサの貯蔵
・縄張り主張の目印
などと考えられてきました。
それらとは異なる研究成果を発表しました。
曰く、
「はやにえ」を多く食べるオス
→さえずるスピードが速くなる
動物の求愛行動は様々なものです。
モズの場合は、
❝さえずりの速さ❞がアピールポイントらしいんですね。
というわけで、結果、
メスにモテやすくなる!
との事なんです。
いい唄を1曲聞かせて振り向かせようと、
声出しの為に腹ごしらえ、
とでもいったところなのかも知れませんね(笑)
モズと言ったら『動物のお医者さん』
人生で初めて「はやにえ」を知ったのは、
30年近く前、中学生の頃の事。
友人から借りたマンガでした。
お察しの方も沢山いらっしゃると思いますが、
そうです、
でございます。
単行本2巻で、
バードウォッチングに出掛けた
主人公ハムテル達が、
保護したのが「モズのポチ」です。
野生に戻す訓練の為、
温室で放し飼いにされたポチは、
洗濯物にエサとして与えている鶏のささみ(共食い!)
をくっつける謎の行動を取ります。
ハムテルたちは、
これを「はやにえ」のつもりなのだろうと推測します。
こちら現在も所蔵しております、
当時の単行本全12巻。
かなり好きで繰り返し読んでいるので、
エピソードをほとんど覚えています。
ですので今回のように、
日常で目にするふとした事と
結びつきやすいんですよね。
そして、ちょっとした時に急に頭に浮かんで、
思わずにやにやしてしまったり。
「犬の口にはゴムパッキンがついている」
とか(笑)
年齢性別問わず、自信を持っておすすめ出来る作品です。
モズと言えば『百舌シリーズ』も
モズと言えば、数年前『MOZU』として実写化された、
『百舌シリーズ』(逢坂剛)
も強烈でしたよね。
本は未読なのですが、
ドラマは男女問わず職場でも観ている人が多く、
毎週楽しみにしていました。
話自体もかなり面白かったですし、
西島秀俊好きなのもありましたが、
それを上回ったのが、脇を固めていた俳優陣。
特に、吉田綱太郎や長谷川博己の怪演は最高でした。
ちなみに女装姿の池松壮亮の、ごつごつした足。
あれはない、と職場でも皆つっ込んでましたね(笑)