ゆる~くこだわれ~yuruyurara’s blog~

興味あれこれ、基本どんより。ゆる~いこだわり雑記です

少し贅沢お家で落語 柳家三三師匠ライブ配信

数か月前から寄席、落語会も休演になってしまい、

仕方がないとは思いつつ、残念な日々です。

ただ、私の一番好きな噺家さんである柳家三三師匠

週に1度、YouTubeライブ配信をされています。

 

柳家三三師匠とは

柳家三三師匠とは

 

柳家 三三やなぎや さんざ、1974年7月4日- )は、

神奈川県小田原市出身の落語家。

落語協会所属。本名は蛭田 健司(ひるた けんじ)。

神奈川県立小田原高等学校卒業。

古典落語を得意とする。

出囃子は『京鹿子娘道成寺』。

愛称はミミちゃん

(出典:Wikipedia

 

1993年に10代目柳家小三治師匠に入門

2006年真打昇進されております。

小三治師匠は、2014年に人間国宝に認定されている方です。

 

www.yanagiya-sanza.com

  ja.wikipedia.org

現在毎週ライブ配信実施中

三三師匠はテレビなどにあまり出演される事が無いので、

ご存知の方は少ないかも知れませんが、

大変人気のある噺家さんです。

かなり精力的に活動されている方なので、

他の噺家さんに比べ、落語会の回数は桁違いに多いのですが、

チケットは本当に入手困難で、

何度も悔しい思いをしたことがあります。

 

こうした状況下、休演が余儀なくされていますが、

そんな中でも三三師匠、

現在、週一でYouTubeにてライブ配信をされています。

本日、5月21日も19時~配信予定です。

 

www.youtube.com

普段はなかなか聞く事の出来ない師匠の落語を、

お家でまったり、しかも無料で聞けるという、

なんとも贅沢な機会です。

 

師匠ご自身が「簡素な機材を使用しております。」

と仰っていますが、確かに画質などは…な感じです。

又、それ以外にも、チラシの裏に手書きの

イラストやメッセージを書いた物が出て来たりします。

ですが、それらによって、

手作り感やお人柄が伝わり、ほっこりした気分になれます

落語はなかなか取っ付きにくいと思われがちですが、

もし少しでも興味があり、お時間のある方、

是非ご覧になる事をおすすめします。

初めての寄席に行った日

初めての寄席で三三師匠

この渋いチラシ、浅草にある東京4大定席の一つである

浅草演芸ホールのプログラムです。

寄席では必ず、その日の出演者の書かれたプログラムが配られます。

f:id:yuruyurara:20200520232035j:plain

裏面

f:id:yuruyurara:20200520232136j:plain

さて、↑を拡大致しますと、

f:id:yuruyurara:20200520232238j:plain

 

 となりまして、平成20年12月中席(11日~20日)

今から12年前である事が分かります。

こちら、落語が趣味の大先輩にお誘い頂き、

人生初の寄席に行った日の物なんです。

で、ここに記載されている方々の中に、

柳家三三師匠のお名前があります。

 

当時、落語に全く興味の無かった私が、

何人か噺家さんがお出になられた中で、

よどみなく流れる水のような、

ひどく聞き心地の良いぱきぱきした語り口調の

三三師匠の落語(演目は『やかん』でした)

を聞いて、驚いてしまったんです。

そのあたりの詳しい事は以前記事にしてあります。

 

yuruyurablog.hatenablog.jp

yuruyurablog.hatenablog.jp

 それから本当に落語にハマるのは、

昭和元禄落語心中』に出会うまで、

約10年近い歳月が流れます。

それでも、三三師匠の事は気になっていて、

当時の職場で購読していた新聞付録の雑誌から、

切り抜いて取って置く、位には気になる存在でした。

f:id:yuruyurara:20200520232424j:plain

f:id:yuruyurara:20200520232536j:plain

こちらは確か、寄席に行った直後に偶然発見して、

「あ、あの時の方だ!」

と、テンションが上がったのを覚えております。

初めての寄席はかくも…

では、こちらは何だと思いますか?

f:id:yuruyurara:20200520232720j:plain

f:id:yuruyurara:20200520232749j:plain

実はこちら、4月23日の三三師匠のライブ配信画面を

思わずスマホで撮影してしまった物で、

師匠がお持ちなのは浅草演芸ホールのプログラムなんです

f:id:yuruyurara:20200520232831j:plain

f:id:yuruyurara:20200520232912j:plain

こちらは1987年8月中席(11日~20日)、

中学3年生の三三師匠が

初めて寄席に行かれた日の物なのだそうです。

8月20日にいらしたそうで、

全ての演目も覚えていらっしゃいました!

私は寄席に行っても、覚えていられないので、

毎回プログラムにメモしております。

f:id:yuruyurara:20200520232939j:plain

この日は、後に門を叩く事となる小三治師匠も上がっておられます

(演目は『初天神』という正月の噺をされたそうです)

 

ご自宅のお掃除をされて出て来たそうですが、

初めての寄席というのは、

師匠にとってもやはり思い出深いもので、

なんとはなしに取ってあったんでしょうね。

私もこういった類を捨てられない派なので、

ひどく共感してしまいました。

駅で三三師匠に遭遇

噺家さんたちは、普通の芸能人とは違い、

意外とお見掛けする機会の多い方々です。

同じ日に寄席の掛け持ちや、

落語会のハシゴなんかもあったりするので、

電車移動される為、街中で。

又、小さめの会などは、ご本人たちが準備をなさる事などもあり、

そういった際、タイミングによっては、等々。

 

感染症が流行する前、冬の初めのある日、

三三師匠とばったり遭遇してしまった事がありました。

普段ならお声を掛けたりはしないのですが、

 ・とても地味な駅にいらしたのがびっくりだった

 ・その頃色々つらい毎日を過ごしていた

などが交錯し、

急に大好きな三三師匠が目の前に現れ

変なテンションになってしまったんですよね(笑)

 

三三師匠でいらっしゃいますよね。」

はい

どうして○○なんかに?

いや、大きなお世話ですよ、

どこにいようが、お前に関係ないだろう、と。

でも、うっかりそんな事を聞いてしまっても、

嫌な顔もなさらず、さらりとお答え下さいました

握手をして頂いて、

よろしければ会にもいらして下さいね

はい、是非。お引き留めしてすみませんでした

といった感じで。

その日、必要最低限の物しか持ち歩きたくない気分だったので、

スマホも筆記用具も持っておらず、ひどく後悔しました。

しかも、思いっきりすっぴんでした…

 

アホな四十路おばさんファンにも

優しい三三師匠のライブ配信、19時からです。

ご興味ある方、視聴してみて下さい。

あ、でもファンが増えてしまうと、

チケット競争率が上がってしまう。

それは悩ましいかもです。

twitter.com