ゆる~くこだわれ~yuruyurara’s blog~

興味あれこれ、基本どんより。ゆる~いこだわり雑記です

『昭和元禄落語心中』からハマった落語

❝ゆる~いこだわり❞の多い私は、落語も趣味の一つです。

きっかけは『昭和元禄落語心中』。

バナー広告で目にし、気になっていたところにアニメが始まり、

アニメマンガ本物の落語の順に。

どハマりしてからの年数は数年程なのですが、

最低でも月1、多い時は週1で寄席や落語会に足を運んでいました。

  

itan.jp

 

昭和最後の大名人・有楽亭八雲に、押しかけ弟子入り志願した元チンピラ・与太郎内弟子など一切取らぬはずの八雲が、何のきまぐれか与太郎を受け入れることに……。
そこから始まる、夭逝した伝説の天才落語家・助六と、彼の影を追いながら一人落語界に残された八雲の、知られざる因縁噺とは――!?

  

自分の命をかけて芸事に精進する姿や、

取り巻く人々と絡まり合う人間模様。

心揺さぶられ、アニメをみていた時は毎回涙していました。

アニメ1期放映中、公式ガイドブックも購入しました。

初心者向けの用語解説などがあり、

落語自体にも興味が湧き、実際に足を運ぶことに繋がりました。

 

作品に出てくる演目を実際に落語会などで聞くと、

いまだに感激しますし、

べたですが、特に作品の鍵となっている演目、

死神』は色んな噺家さんが演じているのを積極的にみています。

落語が面白いと思うところは、

・同じ演目であっても、演じる噺家さんによって全く異なる

・時に、内容や落ちまで変わる

・同じ噺家さんでも、場の雰囲気で別のアレンジを加えたりする

こういった理由で、何度聞いても飽きると言うことがありません。

 

実は寄席に初めて行ったのは10年程前、

仕事関連のある大先輩に目をかけて頂いていた時期でした。

大先輩からすると私はお孫さん程の年齢でしたが、

何気ない会話でお互い読書好きな事が発覚。

その後、年の離れた趣味仲間として、

職場でお目に掛かると、読んだ作品の感想報告や、

いいと思った本の貸し借りなんかをしていました。

ある日、お誘いを受けて浅草にお供することになりました。

大先輩は、浅草演芸場の寄席の雰囲気が好きで、

お一人で良くいらっしゃるとのこと。

是非それを味わってほしいからということでしたが、

当時の私は落語と言っても笑点しか馴染みがありません。

ところが、客席に座って落語を聞いたり、漫才をみたり……

お正月番組で寄席からの中継をみても、

なんとも思わなかったりしますが、

アーティストのライブと同じ、その場でみると、全然違うんです。

初めての寄席はとても楽しいものでした。

それと、大先輩曰く

「寄席はいつでもやっているから好きな時に来て、好きな時に帰れる」

という緩さもなんだかいいなと思いました。

大先輩はその後すぐ、大病されてお目にかかることもなくなり、

私も結局、寄席はその時に行ったきり。

まさか数年後、ここまでハマることになるとは。

 

体調を崩してからはなかなか難しかったのですが、

だいぶ回復してきたこともあり、

又、少しずつ落語を聞きに行こうと思っています。

ドラマの落語心中は録画したままなのでその内……