『からすのパンやさん』がご近所に？
ぎゃぁぎゃぁぎゃぁ
騒々しい声で目が覚めました。
今日はゴミ出しの日ではないし、
何か良からぬものでも転がっていたりするのかなぁ。
※２０１９．１．１８に加筆・修正しています※
ここはいずみがもり？
やまない声も
ぎゃぁぎゃぁと続く黒い彼らの声に、
いささか物騒なことを思いつつ、
しばらく布団の中でぐずぐず。
ここが、いずみがもりのくろもじ３丁目付近であれば、
４つ子のいるお店の個性的なパンの購入や、
ただの見物目的で行列に並ぶ皆さんなのでしょうが、
あいにくそうではありません。
大好きな『からすのパンやさん』
幼い頃、この絵本が大好きでした。
特にパン屋の家族皆で作った色々な形のパン、
見開きのページは、
園児の私にはたまらないもので、
夏休み持ち帰るように言われた粘土で、
喜々として再現した記憶があります。
この本、大切にしていたのですが、
妹に見るも無残に破壊されてしまいました。
国立国際子ども図書館
成人してから、
上野の子ども図書館に行く機会がありました。
ここは、児童書を専門に扱うという珍しい図書館で、
各国の絵本や、子供向け書籍が置かれています。
真っ先に『からすのパンやさん』を探しました。
懐かしくて涙が出そうになりました。
その帰り、思わず書店で購入してしまいました。
かこさとし先生のこと
作者のかこさとし先生の訃報を新聞で目にしました。
「加古里子」先生だったんですね。
なんだか別の方のような気がしてしまいました。
私にとってはいつまでも平仮名表記の、
「かこさとし」先生です。
